就職活動は、狭く・深く。

私の就職活動は業界を一切絞らず、3つの軸だけを決めて会社を選びました。その軸とは、まず成長企業であること。それから若手社員にも挑戦の機会が与えられる会社であること。そして3つ目が海外事業にも力を入れている、もしくは今後展開の予定があることです。就職活動を始めるにあたり自己分析をすると、自分が主体となって物事を進めることに喜びを感じると分かり、社会人になっても組織の歯車になるより、歯車を動かす側になる機会が多い会社に行こうと決めていました。海外志向についてはフィリピンへ語学留学した経験から、いつかは世界を相手にビジネスをしたいという思いはずっと持ち続けていたのです。私の性格上、広く浅く調べて数多くの企業へエントリーをするよりも、一つ一つの企業を丁寧に深く調べるほうが合っていると思い、3つの軸で企業研究を進めていくと、半導体生産に関わる企業と医療用ベットメーカーなど4社に絞り込まれました。プレミアグループの座談会では一番興味のある海外事業のことについて何度も深く質問した記憶があります。すでに海外で活躍されている先輩が登場されて、話しを聞けば聞くほど気持ちが高ぶり、「自分もいつかは…」と夢を描くことができたプレミアグループに入社を決めました。

点と点の仕事が線になる喜び。

私はワランティサービス企画部という部署に所属し（2022年3月時点）、主に商品の規約や保証書などのツール類、それから営業資料などの作成に携わっています。まだ入社一年目ですので先輩のサポート業務や既存フォーマットに入力された文字や数字の修正などが多いのですが、中には法律に関わる文章もあるため誤字脱字にはより細心の注意を払い、周囲の先輩方に助けて頂きながら慎重に進めています。配属したての頃は任された仕事一つ一つを納期までに間違えることなく終えるだけで精一杯でしたが、徐々に仕事を覚えるにつれて前回と今やっている仕事が点と点で結ばれ、全体像が見えてくるのがとても楽しいです。

配属当初は感染症対策で在宅勤務が多くなり、少なからず周囲とのコミュニケーションの取りづらさも感じていました。ですから疑問点をまとめてお伺いできるよう、質問を書き留めておいたり、先輩の業務を見計らって世間話を振ってみたりと積極的なコミュニケーションを心がけています。些細な世間話から「そういえば…」と仕事の話に発展し、貴重なアドバイスをいただくことも珍しくありません。私にとって出社する最大のメリットは先輩たちの仕事ぶりや他部署との関わりを肌で感じられること。営業部との関わりが多いため、自分には直接関係ない会話でも先輩が普段どういう会話をしているのか目と耳をフルに使い、時間が許す限りインプットするよう心がけています。インプットのお陰で自分の仕事が会社全体として関連付けて考えられるようになり、視野が広がった気がします。

お世話になった国に貢献したい。

同級生の話しを聞くと、当社は社歴や経験に関係なく、手を挙げればチャンスが与えられたり、実績によってポストが与えられたりするなど本当に恵まれていると感じています。私の短期目標は早く仕事を覚え、一人で国内商品をリリースすること。そして長期目標は入社時に掲げた海外事業部への異動です。学生時代に留学をしたフィリピンではローンを組めない人が多く、修理や保証といったサービスも整備が遅れているため、一般庶民がマイカーを持つには非常にハードルが高い国です。しかし、この問題を当社が少しでも解決できたらマイカーを持てる人が増え、ひいては国全体の経済発展に繋がる。私が学生時代にお世話になったように、国外になにかしらの形で貢献したいという気持ちがあります。ゆくゆくは経済発展が著しい東南アジアの国々における中古車市場の健全化や発展にも繋げていきたいですね。決して実現不可能な計画ではないと思うので、5年後・10年後の自分の姿を想像するととてもワクワクします。