今この状況下だからこそ 相互理解を深めるための忘年会。
多くの企業で年末に行われる行事といえば忘年会。社員同士のつながりを大切にするプレミアグループの忘年会は毎年盛大に行われます。2020年はコロナの影響でオンラインでの開催となりましたが非常にクオリティが高く、多いに盛り上がりました。そして迎えた2021年。前任から幹事のバトンを受け継いだ入社3年目・松崎さんと彼女を支えた副幹事の入社4年目の飯浜さんのふたりは、どのようにして2021年の忘年会を盛り上げたのでしょうか。当日に至るまでの流れや大役を任され改めて気づいた会社の大切にしていることなど、ざっくばらんに語っていただきました。
MEMBER
- 松崎 里奈 /幹事
- プレミアグループ株式会社
- 広報・IR部
- 2019年卒
- 飯浜 泰己 /副幹事
- プレミアワランティサービス株式会社
- ワランティサービス企画部
- マネージャー
- 2018年卒
幹事に若手を抜擢した意図とは。
飯浜:改めて、忘年会お疲れ様でした!まさか自分が副幹事になると思わなかったし、松崎さんも自分が幹事に選ばれると思っていなかったでしょ?
松崎:全く思っていなかったですよ、まさに青天の霹靂!なんで私が?と思ったのですが、多くの営業さんと関わりがあったことに加えて本社の各部署とも仲良くさせていただいているので、全社イベントを開くにあたり調整業務がしやすいのかな、という想像はしていました。
飯浜:忘年会のような全社イベントは顔の広さって大事なことだと思う。僕はその点全く心当たりがないんだけど(笑)。忘年会プロジェクトを通じて、より多くの人と接点を持って今後の仕事に活かしてほしいという狙いがあったのかな、なんて考えたな。
松崎:それはあるかもしれないですね。忘年会はプロジェクトメンバーだけでなく、全社の協力が必要なので、社内コミュニティを広げて、プログラムや当日の仕切り・盛り上げるだけのためじゃなく、今後の業務に活かしてほしいという思いを前任から感じましたよね。
飯浜:うん、感じた。2020年のオンライン忘年会が仕切りも会場のテンションも完璧でクオリティが高すぎて、前任からバトンを受け取った時の半端ないプレッシャーも感じたけど(笑)。
主催側に回って初めて気づくこと。
松崎:飯浜さんは忘年会のプロジェクトに参加してどんなことに気づきました?私は、段取り力というか先を見越して計画を立てる力が不足しているな、と序盤で気づかされました。夏の終り頃にキックオフミーティングをやって、それから月一回のミーティングを重ねれば重ねるほど「いつまでに何が必要?」「誰がやる?」とタスクが増えていって、準備をしなければいけないことが枝葉のように別れていって、タスクの多さから秋頃には「本当にできるのかな…」って少し思っていましたね。
飯浜:当初はみんな緩い雰囲気でスタートして、当日まで時間があるからどうにかなるだろうという雰囲気は確かにあったかもね。だから自分も最初の頃はタスクが増えるたびに「ここまで考えるのか!?」という驚きがあったけど、徐々に「本当にこの準備でいいのかな」、ともう一歩突っ込んで考えるようになった。僕が気づいたことは、人に伝えることの難しさかな。プロジェクトメンバーへのお願い事しかり、各部署へ協力してもらう時もそうだったけど、自分の想像以上に相手に意図が伝わっていないと気づいて反省したね。
松崎:それはもしかして各部署に撮影の協力を打診する動画の件ですか?(笑)。私もあの時は確かに思いました。「この内容で伝わるだろう」という想定で進めていたけど自分たちは主催側だから、主催者目線で伝えていたんですよね。だから役員へのプレゼン後に「分かりにくいから各部署に撮影のお願いをするならサンプル動画が必要かもね」とアドバイスされて、ハッとしました。
飯浜:僕も松崎さんと同じで役員からのアドバイスを聞きながら、「確かにそうだよな…」と思った。僕らが一生懸命になればなるほど“伝わるだろう”という気持ちが強くなってたから、一度冷静になるべきだったね。それから伝えるといえば熱量かな。忘年会を成功させるためにメンバーにお願いをする仕事の中身や意義など自分の思いを一生懸命伝えたつもりだったけど、上手く伝えきれなくて、同じ熱量を持ってチーム一丸となって進める難しさを感じたな…。
事前準備の段階から感じた会社の一体感。
松崎:6月くらいに前任から引き継いで、8月くらいにプロジェクトメンバーみんなで集まって、ちょうど国際的な運動競技の開催年だったから2021年忘年会のテーマも比較的すんなりと決まりましたよね。社員からチャレンジ動画を集めてエンディングムービーを作成しようと決めたり、あとは個人対抗とグループ対抗のクイズ問題も考えたり…。クイズ問題を作成する時の事務作業も大変でしたよね。私、このクイズ問題を作るために70回くらいメールでいろんな部署へメールを送った気がします。
飯浜:出題に協力してくれた多くの部署や関係者から「クイズの問題がよく考えられている!」や「当日が楽しみです!」、「何でも協力するのでいつでも連絡をください!」という温かいメッセージがたくさん届いて、本当に救われたなあ。心が温まった。
松崎:分かります、私もみんなの応援メッセージに心が救われました!!あれがなかったら途中で投げ出していたかもしれない(笑)。今回の忘年会は2020年のようなオンラインによる開催なのかそれとも実会場なのかギリギリまで決まらず、皆さんもきっと心配でやきもきしたはずなのに、本当に皆さん協力的で。返信メールをもらって会社の一体感を感じました。
飯浜:最終的には実会場とオンラインで参加できる人を繋いで、大きなトラブルなどもなく滞りなく進めることができて本当に良かった。
この状況下で忘年会を開く意義とは。
松崎:幹事を引き受けた当初は自分にできるのかな?と不安が大きかったのですが、引き受けた以上やるしかないと覚悟を決めて動くと、だんだん楽しくなってくるんです。ずっとリモートで働いているせいか、人とのつながりや協業を感じる場面に懐かしさというか…。
飯浜:うちの会社は役職名で呼ばず、社歴の壁を感じさせないフラットな社風が自慢だけど、コロナによるリモートで以前のような気軽なコミュニケーションが取りづらくなったと感じる人も多かっただろうから、余計に恋しくなったのかもしれないね。忘年会に参加した皆さんも久しぶりに顔を合わせることができて嬉しかっただろうし。特に直接会った人は、画面越しからでは感じ取れない人柄に直接触れることができて良い機会になったね。
松崎:それから忘年会の幹事を通じて会社が掲げている「強い」「明るい」「優しい」のバリューをつくづく感じました。どんな仕事も一人で完結するものはなく絶対に誰かと協力し合わないとダメですよね。幹事として自分が強い意志を持たないと忘年会は成功しないしプロジェクトメンバーもついてこない。仕事の合間に準備を進めるのは大変だからこそプラス思考で取り組まないとだめだし、関係各所の協力なくして開催できなかったから感謝の気持ちでいっぱいだし。ネガティブモードで始めたのが嘘みたい。いまはもう、やってよかった。達成感しかないですよ。
飯浜:ちょっと松崎さん、僕が言いたかったこと全部言わないでよー!(笑)。副幹事をやって視界が広がった気がする。「プレミア」「プレミアワランティサービス」「プレミアモビリティサービス」とグループ会社が3つに別れているけど、この枠を飛び越えて皆を知るなんて副幹事をやっていなかったら、そんな機会は無かったかもしれない。忘年会って一年の労をねぎらう場でもあるけれど、会社と社員、社員同士の相互理解を深める場だったんだ、改めていま気づいたよ…。そんな大役の副幹事だったんだ…。
松崎:会社を深く知る、仲間を知る。幹事はやらないと損ですよね。
飯浜:そう、絶対に損!
松崎:だって私、前任から引き継ぎの初日に資料を見て「飯浜さんって…、誰?どこの部署??」でしたから。
飯浜:いい話で終わりそうなのに最後にそんな寂しいこと言わないでよ!!(笑)
松崎:冗談も言えるくらい仲が深まったという事で(笑)
飯浜:だね!
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